宗像みあれ芸術祭

海を渡る神々とともに、アートで未来をつなぐ祭典

□光延咲良

| 公募作品 佳作受賞

つなぎめ

| 作品コンセプト

景色を切り取ることで内側に映るものが鮮明に見えたり、今まで気づかなかった発見ができたりすることで視力が良くなったような解像度が上がる感覚から「みる」行為について捉えた作品。
「つなぎめ」とは受け手とつくり手を結ぶ境界という意味です。

| 素材

耐候性鋼

| 作品イメージ

| 展示スポット

宗像大社辺津宮 周辺

| プロフィール

光延咲良

福岡県久留米市出身。
長岡造形大学美術・工芸学科を卒業後、工芸の若手作家展や彫刻作品展などにて作品を発表。
何気ない風景の中に置かれた作品によって、新しい交流や循環が生まれる場の創造に意識を向けている。

| 審査委員長アートディレクター・山出淳也氏より

福岡県出身の造形作家。
その若さに似合わぬといっては失礼か、端正で老練な表現の彫刻作家だなと思って見ていたら、どうにもそれは彫刻というよりも人に使われて完成するものらしい。
「もっと近づいて触ってください、自由に使ってください」と、彫刻が囁く声が聞こえますか?

アートディレクター・山出淳也 
Yamaide Art Office 株式会社 代表取締役