宗像みあれ芸術祭

海を渡る神々とともに、アートで未来をつなぐ祭典

◇ 鹿児島大学 細海研究室(HÖSLAB)

宗像みあれ芸術祭2025 共創プログラム

うちゅうせん

| 作品コンセプト

宗像大社境内の祈願殿前の樹の下に現れる、竹でかたちづくられたあそび場「うちゅうせん」。
渦のようにめぐる構造や、トンネルのように連なるかたちが、子どもたちの視線や身体の動きを引き出し、「みる・くぐる・すわる・まわる」といった多様な関わり方を誘います。
会期中はこの場で、音楽やパフォーマンス、ワークショップなども随時開催予定。
自然の中で、あそびと表現が重なりあうひらかれた空間をめざします。

| 素材

宗像の竹、ほか

協力:宗像里山の会

| 作品イメージ

| 展示スポット

宗像大社辺津宮 祈願殿 前

2024年公募作品 神宝館賞受賞

命輪めいりん

| 作品コンセプト

大地に接する輪と空中に浮かぶ輪から成る本作は、今の世代から次の世代へ命が受け継がれる様子を表現しています。
次の未来へ繋がる今という礎と、それを受けて自由な創造へ飛び立つ未来という2つの関係性をテンセグリティ構造※によって表します。
※圧縮材が張力材によってバランスを保っており、接触せずに安定している構造システム

| 素材

鉄板、ワイヤー、金具、ベースプレートなど

| 作品イメージ

| 展示スポット

宗像ユリックス芝生広場 芝生広場南側 水上ステージ前 池

プロフィール

HÖSLAB / 鹿児島大学 細海研究室

鹿児島大学建築学科・細海研究室(HÖSLAB)による企画・制作。
2024年には宗像みあれ芸術祭にてテンセグリティ構造を活かした作品「命輪」を発表。
建築と場づくりの視点から、素材・身体・風景をつなぐ空間表現に取り組む。
地域の自然や文化と対話する、開かれた公共空間の設計・研究・実践を重ねている。