| 公募作品 神宝館賞受賞
彼方より
| 作品コンセプト
宗像大社収蔵の滑石製舟形を題材に、海と生きる人々の祈り、土地が継承してきた記憶を杜の中に表現。
作品のタイトルには、はるか昔/私ではない貴方から/どこか遠くの場所より、という意味を込めています。
| 素材
石灰によるフレスコ、大理石モザイクなど
| 作品イメージ
| 展示スポット
宗像大社辺津宮周辺
| 制作風景
| プロフィール
三石玄
東京藝術大学大学院修了。
石灰と砂、石、顔料などを用いて、フレスコによるインスタレーションを発表。
芸術はどこからきたのか、なぜ私たちはものをつくるのか、考えるように制作している。
| 審査委員長アートディレクター・山出淳也氏より
標高約8848メートルのエベレストの頂上から、海の生き物の化石が見つかっていると聞いた。
大地は常に動き続け形を変えていく。
スケートボードのように不安定な上に私たちは立ち、今という時間を移動しているのだろうか。
三石さんの作品を知り、そのようなことを思った。
アートディレクター・山出淳也
Yamaide Art Office 株式会社 代表取締役